フリードマン
アダム・スミス⇒ケインズ⇒シカゴみたいな流れを名前だけ知っていたが、表面しか知らないなぁと思ったので、以下の本を読んでみた。
- 作者: ラニー・エーベンシュタイン,大野一
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2008/01/24
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 151回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
資本主義の行き過ぎで1930年代の大恐慌が起きたが、ルーズベルトがニューディール政策を行って繁栄を取り戻した。。。というわけではなく、マネーサプライ不足が大恐慌を引き起こしたらしい。市場は失敗するからケインズ政策、という流れだと私は思っていたが、どうやら違うらしい(勉強不足)。結局、マルクスやケインズが出てきたけれども、市場経済は現在考えうる最も効率的な仕組みだったってことでしょうか。しかしながら、なぜ格差や環境問題などが生じるのか。フリードマンは「二人の取引が二人にしか影響しない場合は市場は一番効果的だが、二者間の取引は必ず第三者に影響を及ぼす。ここに原因がある。」と指摘している。